

顎関節症とは、顎(あご)の関節を中心としてその周囲に起こる障害の総称をいい、口を大きく開けようとしても、こわばって開かなくなったり、口の開閉時にカクンと音がしたり、関節や筋肉の痛みが持続するといった症状を主とします。
症状の現れ方や程度、原因は様々ですが一般に症状は、左右どちらかに出ることが多く、こどもや老人には少なく、女性に多いのが特徴です。
顎関節症にはこんな症状があります。
1.筋肉の痛み、こり
顎の周辺、こめかみ、首すじの痛み、肩こり
2.関節の痛み
顎関節部や耳の中の痛み
3.顎の動きの制限
顎を動かせにくい、大きく開けられない、
なんとなく噛みにくい
4.関節の雑音
口の開け閉めの時にカクンあるいはギシギシ、ミシミシ
音がする
5.その他の症状
頭痛、耳鳴り、手足のしびれ、めまい
顎関節症の原因もさまざまです。
かみあわせの不調和、不規則な生活習慣、歯ぎしり・くいしばり、精神的ストレス、ねんざや打撲など外部からの応力など
顎関節症は治るの?
一部の特殊な症例を除いてたいていの顎関節症は治療することができます。
顎関節症の治療においては「症状の原因を明確にすること」が非常に重要です。
一言に「あごが痛い」といっても、その病態は単なる筋肉痛という軽度なものから顎の骨の変形という重症なものまでさまざまで、それぞれのケースにおいて治療法は異なります。
誤った診断で、誤った治療を受けても症状は改善しません。
当クリニックでは、口腔外科専門外来勤務医としての豊富な臨床経験を生かし、的確な診断と症状に応じた最良の治療を提供いたします。
顎関節症かな?と思ったらぜひ一度当クリニックにご相談ください。